2025-05-30

「ΔDesignArt 2026 デザインアートフェア」5月15日〜17日に開催 4名の国際キュレーター/フェア・ファウンダー、 LOEWE FOUNDATION Craft Prize ファイナリスト関連作品が 南港に集結

 

台北の南港エリアにて、デザインアートのエネルギーが、この5月に大きく開花します。The Place Taipei(南港老爺行旅)主催、設計發浪 DESIGNSURFING および minari Brand & Culture co.,ltd企画による「ΔDesignArt 2026 デザインアートフェア」が、2026年5月15日(金)から5月17日(日)まで、The Place Taipei にて開催されます。

 

台湾初の「デザイナーの視点」に焦点を当てたアートフェアとして始まった「ΔDesignArt」は、今年で第3回を迎えます。本年度のテーマは 「CRAFTING ASIA — Asian Voices on Collectible Design」。台湾、日本、韓国、インドネシアから、4名の国際的なキュレーターおよびフェア・ファウンダーを初めて一堂に迎え、それぞれの国が持つ創造言語と文化的ロジックを通じて、アジアにおけるデザインアートの現在地と未来を語ります。

 

会場は、前回に引き続き17室のホテル客室を展示空間として無料公開するほか、今回はさらに1階および10階のパブリックスペースへと展示エリアを拡張。1階ではテーマ展 「Object Plaza」 を展開します。来場者は、いままさに形成されつつあるアジアの文化的フィールドへ足を踏み入れ、近年国際的に注目を集める Designart(デザインアート) と Collectible Design(コレクティブル・デザイン) の潮流に触れることができます。ΔDesignArt は、観客、教育・産業領域、そしてアート/デザインマーケットを結びつけ、想像を超える対話と可能性を生み出すプラットフォームです。本リリースでは、開催に先立ち、本年度のテーマと5つの見どころを紹介します。

 

アジアを見渡す視点 「CRAFTING ASIA」が映し出す、いま凝縮しつつある越境的な文化エネルギー

 

近年、文化が交差し合う流れのなかで、デザインとアートの境界はかつてほど明確なものではなくなっています。ΔDesignArt の名称に含まれる「Δ(Delta)」は、数学において変化する変数を示す記号です。素材、技術、身体性、文化的背景といった変数が、Design と Art のスペクトラムに加わることで、これまでにない実験的な作品が生まれる。その可能性を提示することが、本フェアの出発点です。

 

2024年の初回では「Spectrum」をテーマに創作の境界を開き、2025年には「Pairing」を通じて異分野の協働による化学反応を探りました。第3回となる本年は、視野をさらにアジアへと広げます。日本、韓国、インドネシアがそれぞれ独自のデザインアートの語彙を育てつつあるなかで、台湾はどこに自身の立ち位置を見出すのか。本年度のテーマ「CRAFTING ASIA」における “CRAFTING” は、クラフトそのものを指すと同時に、「形づくり/作り続ける」という現在進行形の行為でもあります。それは、アジアが自らのデザインアートの未来を主体的に定義しようとしていることを示しています。

 

本年度のメインビジュアルも、このテーマに呼応しています。高彩度のオレンジを背景に、ボールペンの青い線を組み合わせ、即興的で未修正の創作状態をあえて残しました。そこには、本年度が重視する「行為性」と「現在性」が反映されています。ビジュアルそのものが、ひとつの行為の痕跡となるのです。

 

また、The Place Taipei というホテル空間は、デザインアートと生活感を自然につなげる媒体でもあります。来場者は作品を鑑賞するだけでなく、それらが日常の中に入り込む姿を具体的に想像することができます。

 

ΔDesignArt は The Place Taipei(南港老爺行旅)を舞台に、ホテルの客室をデザインアートのプラットフォームへと転換する。右側の画像は昨年の展示ルームの様子。2026年のメインビジュアル(左)は、テーマ「CRAFTING ASIA」に呼応し、高彩度のオレンジの背景にボールペンによる青い線を組み合わせ、即興的で未修正の創作状態を残している。(画像提供:The Place Taipei)

 

本年度は、アジア各国のクリエイターによる作品に加え、4名の国際キュレーターおよびフェア・ファウンダーが参加します。インドネシアからは、クラフト、デザイン、文化を横断するイベント JIA Curated の創設者 Budiman Ong。韓国からは、国際的なキュレーションの場で活躍し、「クラフト界のオスカー」とも称される LOEWE FOUNDATION Craft Prize の韓国コミッショナー/専門審査員を務める独立キュレーター Hyeyoung Cho。日本からは、東京のデザインホテル DDD HOTEL の創設者であり、ギャラリー PARCEL、デザインアートイベント alter.、EASTEAST_ のファウンダーでもある Yuta Takeda。台湾からは、デザイナーであり実践大学工業デザイン学科専任助理教授を務めるキュレーター ShiKai Tseng が参加します。

 

各国のクリエイターの作品、そしてキュレーターやフェア・ファウンダー自身の実践経験と視点を通じて、来場者はアジア各地で形成されつつある文化エネルギーを体感することができます。本フェアは、「クラフト」に対する固定観念を揺さぶり、日本、韓国、インドネシアの発展経路を参照しながら、台湾がアジアのデザインアート地図のなかでどのような独自性を持ち得るのかを問い直します。ΔDesignArt は単なる展示イベントを超え、異なる国の視点が交差する対話のプラットフォームへと進化します。

 

「ホテルは単なる宿泊空間ではなく、文化が自然に生まれる場にもなり得ます。本年度のテーマは、アジアのクリエイターたちがすでに欧米を追随する段階を超え、民族的な多様性と包容力を持ちながら、それぞれの国の力強い生命力を示していることを映し出しています。」

— The Place Taipei 副総支配人 洪郁甄

 

&ΔDesignArt 2026 では初めて、台湾、日本、韓国、インドネシアから4名の国際的なキュレーターおよびフェア・ファウンダーを一堂に迎える。左から、インドネシア JIA Curated 創設者の Budiman Ong、韓国の独立キュレーターであり LOEWE FOUNDATION Craft Prize 韓国コミッショナー/専門審査員を務める Hyeyoung Cho、日本 DDD Hotel 創設者の Yuta Takeda、台湾のキュレーター ShiKai Tseng。(画像提供:各キュレーター・フェアファウンダー、The Place Taipei)

 

5つの見どころ 台湾、日本、韓国、インドネシアのクリエイター、キュレーター、フェア・ファウンダーが集結

作品、フォーラム、オンライン展示を通じて、アジアのデザインアートの視点をつなぐ

 

ΔDesignArt キュレーターであり、DESIGNSURFING/Admira Gallery ゼネラルマネージャーの Chad Liu は、本年度について次のように語ります。本展は、過去3年間にわたり蓄積してきたエネルギーの集大成です。Collectible Design を中心に据えながら、今年はさらにアジアの視点へ焦点を深めます。作品展示、国際フォーラム、オンラインでの視点共有を統合することで、国際的な対話とリソースの接続を生み出し、現代におけるデザインアートの多層的な姿を提示します。 以下、本年度の5つの見どころを紹介します。

 

Highlight.1:アジアの創造力が集結!全展示ルームの参加ラインアップを公開! 「クラフト界のアカデミー賞」LOEWE FOUNDATION Craft Prize ファイナリスト関連作品が台湾で初めて小規模グループ展として紹介

 

本年度は、台湾、日本、韓国のクリエイターおよびデザインアート関連ユニットが集まり、アジアを横断する交流の場を構築します。台湾からは、ブランド ayaᵃ を通じてフィールドリサーチをデザインオブジェクトへと転換するYenAn Chen、物質の流動状態と生成プロセスに注目するTing Hsuan Changが参加し、それぞれ Neon Lamp Series、Dipping Net Series などを発表します。

 

THZ Galleryは、日本人作家の大中和典、西山芳浩、台湾人作家の吳偉丞による作品を紹介し、あわせて「透明仙人掌」を販売する植物店 Sabotensi も出展。陶芸やガラスの多様な表現を巧みに見せます。 Archive Curatorial Agency は 「Trace and Kinetic」 をテーマに、台湾のアーティスト CIZ と日本のアーティスト Tamako Yamada の作品を展示。地層の断面を思わせる詩的なインスタレーションを展開します。

 

zhēnzhēn Stained glass labは、日常の照明器具から音と映像を伴うインスタレーションへと表現を広げた新作を発表。光を通じて、観客を感覚的な深度を持つ内的風景へと導きます。

 

また、台湾芸術大学ビジュアルコミュニケーションデザイン学科の卒業制作から始まり、第1回から継続して参加しているクリエイティブユニット Clothes.ZIP は、これまでとは異なる形式に挑戦。「盤器食物系列」と「ALL IN ALL」という小規模作品を通じて、布の再生における新たな可能性を探ります。

 

 

ΔDesignArt 2026 には、台湾、日本、韓国から多数のクリエイターが参加し、全17室の展示ルームを展開する。画像は左上から、Archive Curatorial Agency、YenAn Chen、Ting Hsuan Chang  Clothes.ZIP 、THZ Galleryの展示作品になります。(画像提供:各制作チーム、The Place Taipei)

 

本年度の大きな注目点のひとつは、過去に LOEWE FOUNDATION Craft Prize のファイナリストに選出された作家たちの関連作品を集めた展示ルーム 「LOEWE FOUNDATION Craft Prize finalists and alumni」 です。

 

この展示ルームでは、各作家の発展過程における作品を通じて、本年度のテーマ「CRAFTING ASIA」に呼応するアジアのクラフトの現在を紹介します。出展作家には、Didi NG Wing Yin(香港/フィンランド)の木工作品、井本真紀(日本)のガラス作品、高寶惠(台湾/オランダ)の彫刻、朴鐘鎭 Jongjin Park(韓国)の陶芸作品などが含まれます。国際的に高い評価を受ける同賞のファイナリスト関連作品が、台湾で小規模グループ展として紹介されるのは今回が初めてです。

 

なかでも、韓国のキュレーター Hyeyoung Cho の推薦により参加する韓国の陶芸家 Jongjin Park は、2026年に作品 《Strata of Illusion》 で同賞のファイナリストに選出されました。同作は、海辺のスタジオ近くの地質層を陶芸によって再構成した作品で、5月12日に発表予定の最終受賞結果において大賞候補として注目されています。

 

さらに、韓国を代表するアジア最大規模のクラフト・ビエンナーレ Cheongju Craft Biennale(清州国際工芸ビエンナーレ) も特設展示ルームを設け、本フェアにより厚みのある国際的視点をもたらします。清州国際工芸ビエンナーレ実行委員長 Byeon Gwang-sub も来台し、オープニングイベントにて自ら展示案内を行う予定です。

 

韓国からは、Sung Rim Park、Yoonjeong Lee、Seasoning.objet による展示ルームが、韓国現代デザインアートの多様な風景を紹介します。日本からは、galerie a が衣田雅幸、山崎円城、植田佳奈の作品を展示し、JILL D’ART GALLERY は金属とガラス表現を得意とするアーティスト天野入華によるインスタレーションを紹介します。秩序とユーモアのあいだを行き来するような鑑賞体験が広がります。

 

過去に LOEWE FOUNDATION Craft Prize のファイナリストに選出された作家たちの関連作品を集めた展示ルーム「LOEWE FOUNDATION Craft Prize finalists and alumni」では、井本真紀(左上)、Didi NG Wing Yin(左下)、高寶惠(右上)、朴鐘鎭をはじめとする作家たちの、各自の制作の展開をたどる作品を紹介する。なかでも、韓国の陶芸家・朴鐘鎭による2026年ファイナリスト選出作品《Strata of Illusion》(右下)は、現在シンガポールで展示されており、近日発表予定の最終受賞者としても注目されている。

 

Highlight.2:台湾デザインにおける複数の「初」が集結 個人作家としての新たな節目、ミラノデザインウィーク出展作品が台湾で初公開

 

ΔDesignArt が継続してきた、多様な創作の可能性を発掘するキュレーション精神を受け継ぎ、本年度は数多くの「初めて」が集まります。 イタリアの名門家具ブランド Cappellini と協働した台湾初のデザイナー Hsiang Han Hsu は、自身の創作世界を紹介するとともに、7度目の出展となったミラノデザインウィークで発表した新作を披露します。これは、2026年ミラノデザインウィーク終了後、同作品がアジアで一般公開される初の機会となります。 また、デザイナー yangshueiyuanは、インダストリアルデザインの語彙からより創作的な方向へと展開する実験的シリーズを初公開します。既存素材の再解釈を得意とする META Design は、リサイクルガラスを素材とした実験的プロジェクト 「時間、温度、現像」 を初めて発表します。 ベテランデザイナー、教育者、キュレーターである Sally Lin は、1階テーマ展の共同キュレーターを務めるだけでなく、ΔDesignArt において初めて個展形式で長年の創作文脈を紹介します。

 

Wuba Yang + nothingshop」 の展示ルームでは、紙を用いた創作を行う Wuba Yang と、インスタレーションおよびキャラクター造形開発を長年手がけてきた nothingshop が共同制作を行います。アーティスト兄妹による初の共同展示となります。 オランダを拠点に活動するデザイナー Erco Lai は、自然界の循環システムを観察し、模倣することで、自然との共生的な循環関係を追求してきました。今回の 「ercoffice + For 3」 展示ルームでは、For 3 Design Studio とともに、台湾企業との協働による作品を初めて発表し、異なる領域を横断するデザインの可能性を探ります。

 

本展では、多くの台湾クリエイターにとっての「初めて」となる重要な瞬間が集結する。Sally Lin(左上)、META Design(右上)、Hsiang Han Hsu(左下)、yangshueiyuan(右下)。(画像提供:各制作チーム、The Place Taipei)

 

Highlight.3:台湾・日本・韓国・インドネシアのキュレーター/フェア・ファウンダーによる対話 国際フォーラムを連日開催

 

ΔDesignArt は毎年、国際フォーラムを通じて思考の広がりを生み出してきました。本年度は、複数の国際キュレーターおよびフェア・ファウンダーが来場し、5つのフォーラムを開催します。テーマは、東南アジアのクラフト・エコシステムの台頭、アジア文化の主体性の形成、創作が市場へと接続されるプロセスなど、多岐にわたります。アジアにおける Collectible Design の現在と未来を、多角的に掘り下げます。

 

5月15日(金) には、台湾のデザイナー ShiKai Tseng とインドネシア JIA Curated 創設者 Budiman Ong が、「共創の力:東南アジアにおけるデザインアート・エコシステムの生成と拡張」 をテーマに対談します。同日、LOEWE FOUNDATION Craft Prize など国際的なプラットフォームで活躍する韓国のキュレーター Hyeyoung Cho は、キュレーター、アートクリティック、文化評論家の謝佩霓 Peini Beatrice Hsiehとともに、「創造の中心としてのアジア:ローカルな文脈とグローバルな連動」 について語ります。

 

5月16日(土) には、デザイナー Hsiang Han Hsu と ΔDesignArt キュレーター Chad Liu が、「創作から市場へ:Collectible Design はいかにして可能になるのか?」 をテーマに対談します。同日には、DDD HOTEL を率いる Yuta Takeda と The Place Taipei 副総支配人 洪郁甄による対談 「デザインアートの経営方法論:ホテルから展覧会へ、文化システムをいかに構築するか」 も開催されます。

 

5月17日(日) の最終講座 「OBJECT PLAZA|物の価値はいかに創造されるのか?」 では、テーマ展の3名のキュレーター Sally Lin、YenAn Chen、Janet Fang が登壇します。展示を出発点に、物がどのように再定義され、その価値がいかに見られ、判断され、つくられていくのかを考察します。

 

各フォーラムの詳細および申込情報は、ACCUPASS PAGEにてご確認ください。各回のチケットは全席250台湾ドルです。また、会期終了後の5月23日(土)には、ΔDesignArt キュレーター Chad Liu とデザイナー Hsiang Han Hsu が アジア最大の卒業制作展——新一代設計展の「2026 Young Designers’ Exhibition|Border Salon」 に登壇し、「ミラノデザインウィークの視点から見る、Collectible Design とアジアの未来」 をテーマに講演します。参加無料ですが、別途「新一代設計展」への入場券が必要です。

 

 

会期中に開催される「ΔDesignArt 国際フォーラム」は、毎年多くの参加者を集め、活発な議論の場となっている。画像は、2025年開催時のフォーラム会場の様子。(画像提供:The Place Taipei)

 

Highlight.4:展覧会が客室の外へ!インスタレーションとテーマ展により、ホテルの公共空間がデザインアートの場に

 

ΔDesignArt 2026 では、展示の場をホテルの公共空間へとさらに広げます。旅人や来訪者の日常的な移動のなかに、デザインアートが自然に入り込む構成です。 1階のテーマ展 「Object Plaza」 は、Sally Lin、Janet Fang、YenAn Chenの3名による共同キュレーションで構成されます。コンセプトは 「物の群像」。自然物、工業製品、デザイン、アート、アンティーク、コレクティブルなど、異なる文脈に由来する物たちをあえて分類せずに並置します。

 

来場者は、目の前にある物が、道具なのか、作品なのか、それともコレクションの対象なのかを問いかけられます。このテーマ展は、鑑賞ルートの思考の起点として機能します。観客は疑問と予感を抱いたまま上階へと進み、各展示ルームの作品と向き合うことで、空間の層に沿って思考を深めていくことになります。

 

10階の公共エリアでは、日本の HONOKA と台湾の 緹花野草 が共同でコンセプチュアルなインスタレーションを制作します。さらに、MOBJEmonouno など台湾と日本のブランドも出展。花器、植物彫刻、ホームアクセサリーが、人々の視線と動線のなかに自然に現れ、移動、食事、待ち時間といった日常の瞬間に、デザインアートが静かに流れ込んでいきます。

 

左の画像は、ミラノサテリテでアワードを受賞した「HONOKA」が2025年に発表した最新作。右の画像は、台湾の花道クリエイター「緹花野草」によるオリジナル作品「透花」シリーズ。両者は今回、初のコラボレーションによるインスタレーションを発表する。

 

MOBJE がデザイナーの山本真也をアートディレクターに迎えていた時期に発表した作品は、優雅で魅力にあふれている。

 

Highlight.5:学生たちのための場を開く!「デザイン学生アートサロン」から、新世代クリエイターの想像力を読み解く

 

The Place Taipei は「デザインスタイルホテル」として、キュレーションを通じて台湾の可視性を高めることを目指してきました。ΔDesignArt の原点のひとつも、デザインやアートを学ぶ学生たちに、卒業制作展以外の重要な発表の場を提供することにあります。

 

本年度の ΔDesignArt 学生公募では、参加する4名の国際キュレーターおよびフェア・ファウンダーに加え、これまで ΔDesignArt に関わってきた DESIGNART TOKYO 創設者 Akio Aoki、2025 Cheongju Craft Biennale 芸術監督 Jaeyong Kang が審査員を務めました。

 

最終的に選出された6作品は、張昀欣 《Bloomi 微綻》、林義翔 《魚兒水中游》、黃少思 《From Thrive Within The Soul》、邱馨慧 《Afterform - FDM 雕塑實驗花器》、鄭雅文・陸柏蓁 《漆韻》、賴品妏・賴品妘 《LEAHARD 皮革硬化實驗傢俱》 です。 これらの作品は、ΔDesignArt 2026 会期中に 「デザイン学生アートサロン」 にて無料公開されます。若いクリエイターたちが、素材、技術、身体経験、文化感覚を通じて、自らの世代の創作言語をいかに提示するのか。そして、アジアという文脈のなかで Collectible Design はさらにどのように想像され得るのか。その問いを共有する展示となります。

 

「ΔDesignArt Student Salon」では、本年度選出された6件の優秀な学生作品を展示し、若いクリエイターたちが「CRAFTING ASIA」というテーマにどのように応答するのかを紹介する。(画像提供:各制作チーム、The Place Taipei)

 

台湾をHUBに アジアのデザインアートの声を響かせる

 

台湾は、東北アジアと東南アジアのあいだに位置し、地理的なハブとしての優位性と、多元的で包容力のある文化的特質を併せ持っています。そのため、アジアのデザインアートのエネルギーが交差する場となる大きな可能性を備えています。ΔDesignArt 2026 は、この可能性を具体的な行動へと変換します。異なる国のクリエイター、キュレーター、フェア・ファウンダー、文化機関を The Place Taipei に迎え、台湾をアジアのデザインアートの進行形を目撃する場にします。各国の実践者がここで出会い、現実的な対話と新たな可能性を生み出すことを目指します。

 

実展示に加え、ΔDesignArt のオンライン展示エリアでは、例年通りクリエイターへのインタビュー、国際キュレーターおよびフェア・ファウンダーの視点、映像記録などを公開予定です。デザインとアートを横断する現代的なアーカイブとして、継続的に蓄積していきます。関連内容は、The Place Taipei イベント公式サイトおよび DESIGNSURFING 公式サイトにて公開されます。

 

The Place Taipei が掲げる Fun(楽しさ)、Fusion(融合)、Fashion(話題性) というブランド精神と結びつきながら、ΔDesignArt はキュレーションとプラットフォームの力を通じて、ホテルを創造性が育まれる場へと位置づけ、台湾のクリエイターが国際的な舞台へ進むことを支援します。

 

ΔDesignArt 2026 の最新情報は、The Place Taipei 公式サイト、Facebook、Instagram をご確認ください。アジアに属し、同時に「いま」という時代を映し出すデザインアートの現場へ、ぜひお越しください。

 

ΔDesignArt 2026 開催概要

会期/開場時間

VIP・メディア限定プレビュー

2026年5月14日(木)14:00–19:00

一般公開

2026年5月15日(金)– 5月17日(日)11:00–19:00

入場無料

会場

The Place Taipei(南港老爺行旅)

115018 台北市南港区経貿二路196号

TEL:02-7750-0588

イベント情報

The Place Taipei 公式Facebook/ Instagram

The Place Taipei 公式サイト

主催

The Place Taipei(南港老爺行旅)

企画

DESIGNSURFING(設計發浪)

minari Brand & Culture co.,ltd